目次
第1章 子どもにも「けんり」がある
第2章 つぶやきボックス
第3章 こんなときどうする?―つぶやきネーム なみだ色のパラソルさんのつぶやき
第4章 こんなときどうする?つぶやきネーム みずたまラビットさんのつぶやき
第5章 こんなときどうする?つぶやきネーム 山に行きたいトラモンさんのつぶやき
第6章 けんりは子どものハッピーパスポート
子どもの力になりたいおとなへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
48
図書館にて。渋谷敦志さんの写真絵本の隣にあった。小型の本だが、色が目立つのとタイトルに惹かれて手に取った。著者の砂川真澄さんはNPO法人くまもと子どもの人権テーブルの代表を務める方。子どもに子どもの権利をとても分かりやすく説明し、困ったことが起きたら「いや、やめて」「にげる、はなれる」「そうだんする」とアドバイス。子どもにはチャレンジする力があるよ、と励ます。最後に、子どもを勇気づけ支える大人が必要である、と大人へのメッセージも。鹿児島の出版社から。よい本に出会った。2021/02/15
あおい
9
嫌なことをされたら、「いやだ」と言っていい。逃げていい。それでもダメなら誰かに相談をしよう。子供は守られる権利があるのだから。子どもの権利条約についてわかりやすく伝えてくれる絵本。2021/03/28
izw
5
日本は「子どもの権利条約」を1994年に批准した。「心とからだを大切にされる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」この4つの柱を子ども自身が理解した上で日常の行動をとってほしい。また大人は子どものその権利を守られていることを見守り、守られるようにしなければならない。4半世紀以上経過しているのに、その後、子どもの権利が守られていない故の事件・事故が絶えないことに、憤りを感じてしまう。2021/11/05
すずえり
1
子どもの権利を、子どもにわかりやすく説明しています。巻末には大人向きの解説もあります。2021/01/23