内容説明
生命平和な新しい文明。わたしは地球、地球はわたし。すべての生きものたち、幸せであれ。立ち上がる、世界中の子供たち。
目次
1 僕たちはどこへ行くのだろう
2 非二元論
3 地球マユ
4 私は誰か
5 変身
6 911と311
7 考える私
8 内なる光
9 生命平和
10 毛虫が蝶になるみたいに
著者等紹介
正木高志[マサキタカシ]
1945年生まれ。東京教育大学文学部史学科卒。60年代半ばからインドを遍歴し、哲学を学ぶ。80年に帰農。百姓の傍ら執筆・講演をおこなう。森林ボランティア「森の声」代表。憲法9条をまもる巡礼「ウォーク・ナイン」主宰。2014年から「ふくしま文庫プロジェクト」をスタート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moe*
10
自然を大切にすること、自然と共に生きることの大切さにはとても共感した。現代人、そんなに飾らなくて良いしそんなに食べなくても良いよね。私達はどう生きるか問われている。そんなことを感じました。2023/03/09
CD
2
最初の章で??と思い作者紹介を読んだら、憲法9条うんたら書いてあり察した。終盤は主張が激しかったがまあ許容範囲。事実は一部歪められていたが。。 内容は、インドの死生観に沿い人生をどう捉えたらいいかという本。木から落ちた果実である私たちだが、本当の命は木の方にあり、他の果実と常にともにある存在であるという価値観を共同体で共有できたらさぞ心地よいだろうと感じた。しかし、実際のインド人はわがまま放題で自分のために他人を犠牲にするイメージしかなく・・・。衝突する権利の調整を個人の内省に求めるのは無理があるのでは。2022/01/06