内容説明
地位、名誉、妻子を捨てて23歳の若さで出家した。どこにも属さず、歌と仏道を歩む「数寄者」、漂泊の自由僧西行の追求した自由を探る。
目次
第1章 西行武人の系譜
第2章 西行の出家
第3章 高野往来
第4章 讃岐慰霊の旅
第5章 西行の晩年
第6章 西行憧憬
第7章 西行の民俗学
著者等紹介
名越護[ナゴシマモル]
1942(昭和17)年10月15日、奄美大島の宇検村生勝生まれ。鹿児島県立甲南高校から立命館大学法学部卒。1965(昭和40)年、南日本新聞社入社。38年間、新聞記者として編集取材活動。2003年3月編集委員で定年退職。鹿児島民俗学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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