内容説明
小学校の校長先生がやさしく手ほどき。大人も子どもも手軽に読めるこれだけは知っておきたい奄美の基礎知識。
目次
1部 奄美の歴史(「あまみ」の由来;旧石器時代―縄文・弥生・古墳時代;“奄美世(アマンユ)”
“按司世(アジユ)” ほか)
2部 旧名瀬地区の歴史―奄美小校区を中心に(“名瀬”の由来;旧名瀬市の大まかな流れ;奄美小校区の大まかな流れ;奄美小校区の8つの町について ほか)
著者等紹介
麓純雄[フモトスミオ]
1957年生。鹿児島大学教育学部卒。兵庫教育大学大学院修士課程社会系コース修了。奄美市立奄美小学校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スイ
9
奄美の小学校の校長先生が書いたということで、児童が読むことを意識したやさしめの文章だが、大人も読みやすい。 私、何も知らなかったなぁ…。 琉球、薩摩、アメリカの支配下に置かれて来た奄美、悲惨な時代も長い(もしかしたら、完全には終わっていないかもしれない)。 それらについても淡々と、しかし丁寧に書かれており、奄美のことをもっと知りたいという気持ちにさせる一冊だった。2018/03/29
VISTA
2
小学生にもわかるように書かれた本のため非常にわかりやすい。 タイトル通りの本。2019/08/19
Pideki
1
日々の生活に疲れ、仕事で精神を切り刻まれ、そんな折に奄美の歌姫の歌声に癒されたきっかけで奄美に憧れた。そして奄美についてもっと知りたくなって、この本を購入した。 北と南の文化が混じり会う境界に位置し、政治的にも琉球、薩摩、アメリカ、日本という国々に翻弄されて、時には過酷な運命にさらされてきた奄美の島々。あの美しく清らかなグインの調べは、そんな歴史に育まれた歌声だったんだと思って、なおさら印象深い。2019/12/05
Katsuaki Mori
0
2013/08/25-2013/09/132013/09/13