内容説明
発症2年でほとんどが死亡するといわれるATL。その原因ウイルスHTLV‐1の国内感染者(キャリア)は120万人にのぼる。今医療技術の進歩もあり、長期生存者も現れはじめた。ここに、実際に発症から6年がたちながら元気に生活している一人の患者がいる。多くの患者、感染者にとって、この闘病記は、何よりの希望をもたらすに違いない。
目次
第1章 私の家族
第2章 成人T細胞白血病(ATL)について
第3章 ATL闘病記―ブログ日記より
第4章 退院から現在まで
著者等紹介
屋形千秋[ヤカタチアキ]
1967年北海道生まれ。一男一女の母。学習塾の運営、会社役員秘書を経て、カウンセリング、ミッションライフコーチング、アドラー心理学、ボイスヒーリングを学ぶ。優れた文化や人とのつながりが子どもにも大人にも大切であるという思いで、登別子ども劇場において小学校高学年~高校生の指導担当を務めている。2002年、父親が成人T細胞白血病(ATL)を発症。はじめてこの病に直面する。情報交換のためのブログを開設した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。