プリエール文庫 享楽王と姫騎士

西野 花【著】

ブライト出版（2017/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 309p／高さ 15cm
• 商品コード 9784861237348
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

対立国の陰謀を知り、追われる身になった王女で騎士のマリエル。逃亡中に助けてくれたのは、大陸一の商業国を治め、この世の贅を謳歌しているという『享楽王』クレインだった。取引の下、身体と引き換えに匿ってもらうことになったマリエルは屈辱を覚悟する。だが与えられるのは優しい睦言と情熱的な快楽―まるで妻や恋人のような扱いで？「初めから大切にすると言っていただろう？」濃密で甘い時間に溺れていくマリエルだが、事件に隠された彼の真意を知って…？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[つっきー]

★★★+ 西野さんの作品は女戦士やら騎士やらが多い感じ。強く逞しく生きようとするヒロインが、ヒーローに心を許し始める様子が好き。和平のため隣国に嫁ぐ姫騎士ヒロインは、陰謀により命の危険にさらされる。そんなヒロインを匿ってくれたのは危険を知らせてくれたヒーロー。情報と引き換えに身体を差し出しながら、次第に惹かれていく王道。匿われた身のヒロインは儚げだけど、いざ戦が近づくと途端にキリッとしてカッコ良かった。ヒロイン父とヒーローの対面場面が割と好き。笑

2020/05/18

[十六夜]

表紙のヒーローがなんかなよってして見えたからどうだろうと思って読み進めたけど、挿絵の彼は格好良かったし（笑）色々用意周到にヒロインを囲い込んで護ろうとしていたから読んでいてストレスがなかった。一方のヒロインは行動も考えも一直線なので、足して二で割ったらちょうどいいカップルだな、と（笑）凜々しいヒロインが可愛くなる感じがとても楽しく、ヒーローの本気度もわかるだけにいい話だった。お幸せに。

2017/11/22

[朔夜]

★★★★

2018/08/16

[れーち]

★★★★☆

2017/09/03

[kopan]

NO

2021/09/12