内容説明
200X年インターネットは掲示板の渦に呑み込まれていた。流行についていかねば、と、掲示板へとひとり旅立つおじさん。意味不明のローカル用語!かかって来る厨房たち!そして荒らしの数々!おじさんは前後不覚になりながらも丁寧にレスを返す!はたして、彼らが執拗に守る「ヤシのお宝」とは何か!?終わりのないグルグル地獄に陥るおじさんに打つ手はあるか―。
目次
第1章 「掲示板」は役に立つのか?
第2章 「匿名掲示板」とは何か?
第3章 掲示板の中の言葉
第4章 「匿名」が何より大事な世界
第5章 レッテル貼りと安心の世界
第6章 掲示板は文化になるか
著者等紹介
高安正明[タカヤスマサアキ]
1964年茨城県生まれ。1989年千葉大学大学院文学研究科史学専攻修了。その後教員をしたり予備校の職員を転々としつつ、事務下働きでPCの操作を覚え、1995年頃からパソコン関係の雑誌記事を書き始める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。