内容説明
1997年に菅原由美さんによって立ちあげられた訪問ボランティアナースの会「キャンナス」。その後、「キャンナス」の拠点は全国に広がり、136カ所にもなった。本書は、その活動の歴史を綴った「奇跡の軌跡」である。
目次
第1章 それは一人から始まった―キャンナスの25年(はじまりは家族の介護体験;被災地支援での出会い―キャンナス発足 ほか)
第2章 キャンナス拠点が急増(なぜ各地で急増しているのか;「志」を形に、現場の取り組み)
第3章 キャンナスのやりがいは?―アンケートからみる多様な各地の拠点(キャンナスアンケート結果分析;アンケート自由回答から―「思い出に残るご利用者」「次の人に伝えたいこと」)
第4章 非常時も支える・寄り添う―被災地支援活動(東日本大震災被災地支援;広島・豪雨土砂崩れ ほか)
第5章 増やせ!訪問看護ステーション―被災地特例で看護師の「一人開業」が実現(政府に挑んだ「一人からの開業」;「特例」生かし、一人で訪問看護ステーションを開設)
著者等紹介
菅原由美[スガハラユミ]
全国訪問ボランティアナースの会キャンナス代表。有限会社ナースケア役員、開業看護師を育てる会理事長。1955年神奈川県生まれ。東海大学医療技術短期大学第一看護学科卒。こども3人に孫8人。1988年以降、知的障害児を含む3人の里親となり、現在も関係を続けている。2009年にNPO法人楽患ねっとが主催する第1回「ナースオブザイヤー賞」と「インディペンデントナース賞」を受賞。2014年に公益社団法人日本看護協会などが主催する第12回ヘルシーソサエティ賞、神奈川県ボランタリー活動奨励賞等、多くの団体より表彰を受ける。NPO法人在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク理事、日本在宅医療連合学会評議委員。このほか地元の在宅ケア関連の組織の役員、委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 原子力帝国 現代教養文庫



