内容説明
怖い副作用を起こす薬の飲みすぎ、どうしたら上手に薬を減らすことができるのか?東大病院老年病科長に教わる正しい薬の飲み方。
目次
第1章 多くの種類の薬を飲むと何がいけないか?―高齢者は副作用が起こりやすい!(多剤服用とポリファーマシーはどう違う?;5種類以上の薬を飲んでいる高齢者はころびやすい ほか)
第2章 薬の効果的な飲み方―飲む薬は5種類まで(緊急性のない薬は少量から始める;飲む薬は5種類まで ほか)
第3章 いま、飲んでいる薬は大丈夫?―症状別「薬の効果と副作用」(高血圧;糖尿病 ほか)
第4章 どうすれば薬を減らせるか?―納得して減らすのが大切(飲み間違いや効きすぎも問題;病院は薬をもらいに行くところではない! ほか)
第5章 Q&A 病気や薬について(睡眠;便秘 ほか)
第6章 Q&A 医者との上手なつき合い方
著者等紹介
秋下雅弘[アキシタマサヒロ]
東京大学大学院医学系研究科老年病学教授。医学部附属病院老年病科科長。東京大学高齢社会総合研究機構教授(兼任)。1960年鳥取県生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部老年病学教室助手、スタンフォード大学研究員、ハーバード大学研究員、杏林大学医学部助教授、東京大学大学院医学系研究科老年病学准教授などを経て現職。日本老年医学会理事長。日本老年薬学会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nyaoko
82
仕事でどうしても沢山の薬に関わるので図書館で借りる。 高齢者を一般人と同じにしない。薬の量は高齢者には多すぎる、って、そうだよ、これは逆に子供に飲ませる薬の量も同じだよなぁ。薬は用法用量を守って、とは言うけど、大人と子供、と言っても、乳児から幼児、小学生、中学生では全然違うし、大人と言っても、20歳〜100歳も同じとかそりゃおかしな話だわ。それと、他剤服用とポリファーマシーや違い、効果的な薬の服用は5種類まで、睡眠薬について、大変勉強になった。これは借りるのではなく、買うべきだなぁ。2020/09/13