内容説明
人種差別や貧しさを乗り越え、奴隷の子孫はホワイトハウスの住人になった!全米に熱い旋風を巻き起こすミシェル・オバマの実像とは?作家井上篤夫氏の現地取材を交えた特別解説も収載。
目次
1章 深い絆―ロビンソン家の人々
2章 ファミリーのルーツ
3章 貪欲な高校生
4章 名門プリンストンの人種問題
5章 エリート弁護士の道
6章 バラクと運命的出会い
7章 ほんとうにしたい仕事
8章 子育て・夫育て
9章 大統領と家族
解説(井上篤夫)
著者等紹介
コルバート,デヴィッド[コルバート,デヴィッド]
アメリカの大手出版社ハーパー・コリンズなどで編集部長を務めた後、作家生活に入る。「10Days」シリーズを初めとする偉人の伝記や歴史物でアメリカ国内外で高い評価を得ている。その著書は現在世界の約30カ国語に訳され、総部数200万部を誇る
井上篤夫[イノウエアツオ]
1947年岐阜県生まれ。作家、翻訳家。早稲田大学文学部中退。アメリカ事情全般に詳しく、数多くの著書がある。特に歴代大統領については造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mizuki
40
「Becoming」を読む前にミシェルオバマさんのことを知りたくて手に取りました。彼女がこれまで生きてきた道を簡単に読める一冊になっています。ミシェルさんの考え方に共感できる部分が多くて、これはBecomingに期待が膨らみます♡♡ 子育てのことや、自分の仕事の仕方等、女性の生き方に強く影響を与えてくれる人だなぁ〜と思いました(*´˘`*)2019/03/06
ばしこ♪
7
私の優先順位は「母、妻、仕事」。と言い切れる聡明な女性ミシェル・オバマさん。彼女の生い立ちから学ぶに、やはり育つ環境が人間を大きく形成する。疑問に思ったことに対し、突き進むエネルギッシュな面。人のために行動できる優しさ、壮大さ。見習いたい。2018/06/24
もとこち
4
日本人の私には想像だにできないが、アフリカ系アメリカ人ーしかもルーツは奴隷ーがホワイトハウスの住人になるということ。夫であるバラク・オバマは『Change!』をうったえ大統領に登りつめたが、夫人ミシェルがいたからこそ実現できたのだと思う。努力を惜しまないものには果報が用意されているのですね。さりげなくリビングに置いておきました。我が家の娘ちゃんの反応や如何に?2015/05/04
sigh
3
人権問題について調べているときに見つけた本。オバマ大統領が当選したとき、ミシェル夫人にも注目が集まった理由に納得。自由と平等の国(のはずの)アメリカの差別はまだまだ根強いということを実感。ミシェル夫人のバックボーンはよく分かったけど、彼女本人や大統領については掘り下げ不足かも。翻訳のせいかな? 少し読みにくい。2012/02/05
みしま
3
オバマ大統領夫人、ミシェル・オバマさんの半生記です。さまざまな偏見を乗り越えて、「ママ司令官」の異名をとる大統領夫人になるまでの過程、そして今の生活信条なども描いていて興味深いです。2009/09/06