エミリーと悪魔―三山のぼる幻想作品集

三山 のぼる【著】

文苑堂（2013/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 167p／高さ 20cm
• 商品コード 9784861174001
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

内容説明

没後５年…華麗なるペンタッチで描く幻夢世界が甦る。アダルト・ファンタジー作品集。当時を振り返る夫人による「作品解説」「あとがき」を特別収録。

著者等紹介

三山のぼる［ミヤマノボル］
熊本県出身。村野守美に師事、池沢さとしのアシスタントを経て１９８１年に週刊ジャンプ「男文太」でデビュー。２００７年没（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[N江]

ブリキ細工のトタン屋根でもあった、三山先生の同じ絵を連続させて読めない行間を作り出す演出が渋いなあ…! あと先生の描く女体は絶品でございます。

2013/04/01

[hirokazu]

三山氏の死を知ったのは、２００８年に遺稿集とも言える「メモリアル」が出版された時だった。画力の高さは変わらなかったが、かつてのペンタッチとは異なっていた。この本で、晩年期は丸ペンのみで主線・背景・集中線すべて描いていたと知り驚いたが、やはり三山氏のタッチの真骨頂は１９８０年代だったのだろう。元アシスタントの方がまとめた本書はそれを堪能出来る一冊だ。個人的には「ミッドナイト　トリップ」が入っていないのが惜しい。あれは三山氏の最高峰だと思う。

2013/03/31