内容説明
早く老け込む人は決まって、新しい体験を避けている。脳細胞の中で実際に使われているのはわずか5%。左手を使えば、眠れる脳に大きな刺激が加わる。左手で字が書ければ、箸使い・歯磨きもラクラク。「両手使い」は半身不随に備える事前のリハビリ。人前での“プレゼン”は最高のボケ防止策。日々を記録する40字日記が認知機能低下を防ぐ…左手を訓練すれば、眠れる脳が活性化して認知症を予防。
目次
1 「両手使い」は最強の“未来保険”
2 左手を使えば、眠れる脳が刺激される
3 遊び心で、左手で書き出してみよう
4 「両手使い」訓練はオマケが一杯
5 「両手の会」の活動―「何事も元気なうちに」
6 「両手使いにチャレンジしました」―「両手の会」会員の体験から
7 終わりに―今の生活が5年、10年先の自分を決める
著者等紹介
井上肇[イノウエハジメ]
1933年東京生まれ。日本医科大学卒業後、東京大学医学部整形外科教室に入局。1968年医学博士号取得。イタリア政府留学生としてボローニャ大学にて「成人股関節疾患」の研究に従事。1970年都立大塚病院整形外科医長。1972年東京都海外研修員として、米国・スウェーデン・イタリアにて「リハビリテーションと老人問題」を研究。1973年、聖路加国際病院(現・聖路加国際大学)に移籍。整形外科・リハビリテーション科担当医長を経て部長に。聖路加国際病院評議員・診療教育アドバイザー、またJAMA(アメリカ医学会雑誌日本語版)編集委員を務める。現在、聖路加国際病院整形外科名誉医長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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