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ホッキング，アマンダ【著】〈Ｈｏｃｋｉｎｇ，Ａｍａｎｄａ〉/裕木 俊一【訳】

楓書店（2013/10発売）

• サイズ A6判／ページ数 389p／高さ 15cm
• 商品コード 9784861138201
• NDC分類 933
• Cコード C0097

出版社内容情報

アマンダ ホッキング［アマンダ ホッキング］
著・文・その他

裕木 俊一［ユウキ シュンイチ］
翻訳

内容説明

親の愛を知らず、孤独を抱えて生きてきた１７歳の少女ウェンディ。高校でも誰とも打ち解けられずにいたが、ひょんなことから転校生の少年フィンと口をきくようになる。次第にフィンへの恋心を募らせるウェンディに、彼は衝撃の事実を告げる―実はウェンディは、この人間界とは別の世界のプリンセスで、幼い頃に人間の赤ん坊とすり替えられたのだと。彼女を連れ戻しに来たというフィンとともに、ウェンディは未知なる世界へ旅立つ。そこで待ち受けていた驚愕の運命とは…。

著者等紹介

ホッキング，アマンダ［ホッキング，アマンダ］ ［Ｈｏｃｋｉｎｇ，Ａｍａｎｄａ］
１９８４年７月生まれ。アメリカ人のヤングアダルト・ファンタジー作家。アシスタントとして企業で働くかたわら、空いた時間に小説を書き２０１０年までに１７本の小説を書き上げる。それらのいくつかを出版社に送るが、ことごとく断られる。そこで２０１０年４月にアマゾンのｅ‐ｂｏｏｋｓで自主出版する。作品は自主出版としては近年稀に見る大成功をおさめ、９つの作品でミリオンセラーを記録し、２００万ドル以上の売り上げを記録する。ついに２０１１年３月、大手出版社Ｓｔ．Ｍａｒｔｉｎ’ｓ　Ｐｒｅｓｓによる２００万ドルでの破格のオファーを受けメジャーデビューを果たす

裕木俊一［ユウキトシカズ］
東洋大学文学部卒。いくつかの職を経て翻訳の道に進み、現在は文芸作品をメインに海外の記事翻訳などにも従事している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆのん]

【kindle】面白くて一気に読んだ。主人公は17歳の女子高生。周囲に馴染めず問題児の彼女。兄と叔母の愛情に浸って生活しているも、ミステリアスな青年との出会いが彼女の人生を変えてしまう。ジャンルとしてはファンタジー。3部作の1作目となる本書は作者のデビュー作になるが、インターネット上での自費出版となる。現在は出版権も映像権もきちんとしており2作目の刊行が待ち遠しい。397

2019/12/25

[ダージリン]

チェンジリングとして、人間の世界で育てられたウェンディは実はトリルという種族だったという設定ですが、次々読ませるストーリーで読みやすかったです。ヒロインのまわりの人物たちもキャラクターが立っていて、気になる人がちらほらいます。妹を溺愛している過保護な兄、マットにはじまり、結構モテモテ？なヒロインでした（笑）。

2013/11/30

[アカツキ]

トリル・トリロジー3部作の1作目。ウェンディは6歳の誕生日会で包丁を持った母親に「自分の子ではない」と襲われる。17歳の今は兄とおばを除く人々からは疎まれていたが、転校生のフィンから、ウェンディが実はトロル種族であること、トリルの里に連れて帰るために来たと言われて…。面白くなりそうでなれなかった感。帰郷してからの方がウェンディにとって苦しい場面が多く、女王の一人娘で後継者という立場からフィンとのロマンスも抑えられていて、全体的にお楽しみが少ない。シスコンの兄マットが好き。

2020/04/18

[はる]

最初は翻訳のせいなのか「なんか読みづらいなぁ」と思ってたけど、途中からは慣れたのかすらすら読めた！意外と面白い！トリル(トロル)が主人公って珍しい！そして、典型的な行って戻ってくる物語って感じかな？あ！でも、主語の間違い多くてちょっとげんなり……

2014/01/05

[lico]

【ファンタジー・フェス☆Angels☆】設定を広げすぎている感はあるけれど三部作の一番最初のようだし仕方ないのかな。男性がみんな同じ感じのキャラになっているのが残念。 設定をどんどん小出してくれるので色々と考えながら読んでいくと楽しい。

2014/10/22