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内容説明
「思いきらなきゃ成果は得られない。時には常識をぶち壊す必要があるんだ」ローリング・ストーンズの魂が現代を生きる人に贈る渾身のメッセージ。自分のルールで生きる、極上のカッコよさと優しさを持つ男の痛快な物語。
著者等紹介
リチャーズ,キース[リチャーズ,キース][Richards,Keith]
1943年、英国ケント州ダートフォードに生まれる。ローリング・ストーンズのギタリスト、ボーカリスト、作詞作曲家、共同創設者。みずからが率いるバンド、エクスペンシヴ・ワイノーズとソロアルバムもリリースしている。妻のパティ・ハンセンと米国コネティカット州在住
棚橋志行[タナハシシコウ]
1960年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。英米語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バネ
50
漸く読了。。いつも思うが、何故こういうミュージシャンの半生を描いた作品って長いんだろうか?(620ページ)読み応えはあるけど、持ち歩きがしんどい。高校の時に友人から聞いた「KEITHって薬物浄化の為に、身体中の血を全部入れ替えた」って話はウソだったというコトが分かったのは、良かった。(ま、そりゃそうだわな。。) あとどのページからもROCKとBLUESへのブレない愛情が感じられ、だから今でも演り続けられるんだなあというコトが実感出来た。まさに、LIFE!である。 また、LIVEに行きたいモノである。2019/07/30
くさてる
22
いやもうくっそ面白くて、ここぞと思った頁に付箋を貼っていったらすごいことになった。基本的にはやりたい放題やってきたおじいちゃんの思い出話ではあるのですが、そういう話には必ずある、信じられないくらい美しい人生の場面、忘れられない言葉、ため息にも似た悟り、そんなものがたくさん見つかります。そしてとにかくカッコいい。「俺は女を口説いたことがない」モテるから?いいえ、「舌がもつれちまって、口説き文句が出てこない」から!それをかのキース・リチャーズが言うんだから参ります。他にも名言いっぱい。バンド好きにはおすすめ!2021/09/08
ワッツ
8
五箇月かけてじっくり読んだ。キースが語りかける贅沢な五箇月間。十五年見聞きしてきたゴシップや情報はあながち間違いではなかった。チャーリーが片頭痛持ちというのは新情報だ。マスコミが作る気違い的なイメージがあったが、等身大のキースが語るととても身近に感じる。でも気違いは気違いだ。ECの自伝の時も思ったが我々の常識では考えられないような人生を送っている。MJとの関係がやはり素晴らしい。CreamのGBとJBにも引けを取らない愛憎ぶりだ。しかし未だにストーンズは転がり続けている。明日は八年ぶりに本物と御対面だ。2014/03/03
やいとや
5
ミックとは愛憎ないまぜ、ブライアンは遠い過去、ロンは当時アル中トラブル真っ最中で空気、ビルは世界最高のバンドを辞めたアホ、という感じの中、炸裂しまくるチャーリーへの愛が堪らなくおかしい。殺しても死ななそうなキースだが、チャーリー死んだら失意で死ぬんじゃないか、というくらい。ドラッグとの付き合い方も最高の一言で、完全に「嗜み」な辺りもキース以外にはあり得ないだろう。用法用量を守って適切に、ってんだから!2017/08/08
K
4
ジャンキーである(だった?)ことを誇りにしている節があるのは一生共感や理解はできないだろうが、でもなんてかわいくて優しくて、妙なところで一本筋が通ってる人なんだろう、って思わずにはいられない。ミックがコントロール魔で、キースとミックとの関係は愛憎相半ばだとか、そしてキースが実はジョン・レノンと結構仲良しだったとか、知らなかった。素直じゃないところもあるのに、どうしようもなく正直で、だからグレたんだろうし、今でも魅力的なんだろうな。そしてこんな破天荒なひとを周りで支えてる人たちがすごい!2015/06/12