内容説明
力ずくで引きずり出すようなやり方では、本当の自立や成長を促すことはできない。男・長岡は、苦しみもがく彼らを、根気強く、じっと見守り、自らの力でラインを越える瞬間を、愛を持って見届ける。不登校、ひきこもり、売春、家庭内暴力…。悩み苦しむ彼らに寄り添い、心の声を待った男の記録。
目次
1 勇気あるその一歩
2 過去にさよなら出来たとき
3 依存し続ける愛は、哀であって愛ではない。
4 笑顔の自分と出会ったその日から
5 手動ファックス
6 悲しみが生んだ悲しみ
7 生きるエネルギーをもう一度
8 愛だけでは治せないもの
9 ダウン・ザ・ライン
10 眩しい明日
著者等紹介
長岡秀貴[ナガオカヒデタカ]
1973年、長野県上田市生まれ。「自分の学校を作る」という目標に向け、教育学部に進学して教員免許を取得。高校教師として5年間教壇に立った後、開校のために退職。ショットバーや出版社HID BOOKSを立ち上げ、開校資金を地道に集める。2004年、日本で最も小さな学校「NPO法人侍学園スクオーラ・今人」、通称“サムガク”を設立。生徒たちの自立を支援しながら、講演活動、悩みを抱える人々へのカウンセリングを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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