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みつばち高校生―富士見高校養蜂部物語

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861133916
  • NDC分類 647
  • Cコード C0093

出版社内容情報



森山 あみ[モリヤマ アミ]
著・文・その他

内容説明

やりたいことがみつからない、そんなときは机の前にいてもはじまらない。ひとりの女子高生がはじめた養蜂部が創部3年で全国大会優勝ってすごくない?小さなミツバチが生んだ大きな奇跡の物語。

目次

第1章 生まれる前のミツバチさん(元気少女のジレンマ;おじいちゃんが脚立の上に ほか)
第2章 一年目のミツバチさん(日本ミツバチを飼おう!;逃げたミツバチ、やってきたミツバチ ほか)
第3章 二年目のミツバチさん(Boys Bee Ambitious?;富士見みつばち百花プロジェクト ほか)
第4章 三年目のミツバチさん(先輩ミツバチの戸惑い;ハニーウォークとキャンドルづくり ほか)

著者等紹介

森山あみ[モリヤマアミ]
法政大学卒業。バンクーバーへ留学後、海外ツアーコンダクターとなる。訪問国は39か国。平成17年(2005)、脚本家、作家として活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

74
ひとりの女子高生が立ち上げた長野県富士見高校〈養蜂部〉の3年間。様々な失敗や壁にぶつかりながら成長していく高校生たちがまぶしい。知らなかったミツバチの生態や養蜂家の苦労、農業甲子園のことなど、とても面白く読んだ。ニホンミツバチが一生かかって集める蜜は、わずかティースプーン1杯ほどなのだとか。もっとありがたくいただかなくては。2021/02/10

あじ

56
長野県富士見高校が舞台のノンフィクション。将来は就農し農家に嫁ぎたいと、園芸科に入学した女子高生が養蜂部を発足する。その活動を通して部員たちが自らの将来を切り拓いていく、ヤングパワー120%の蜜々しい記録です。みつばちの生態を学びながら、広がってゆく世界観。部室という巣箱から、蜜を求めて飛んでゆく”みつばち高校生“たちの飽くなき好奇心と挑戦が眩しい。部活道を通して関わった年齢差ある人々との出会い、全国大会という舞台での経験。部活道を通じて『やりたいこと』を掴んでゆく彼らに、万雷の拍手を送らずにいられない。2016/02/28

ゆか

44
小説と思って読み始めましたが、ドキュメンタリーでした。前向きな高校生達に心打たれます。自分は、高校生の時にみんなと何かを成し遂げた思い出がありません(茶道部は、文化祭はひたすらお茶をたてるのみでした)だから、こういう部活は素敵だと思います。話すことが苦手だったリ、人を引っ張っていくことが苦手だった子達も徐々に変化していく姿もよい。苦手なことは、やらなくてもいいという風潮もありますが、これだけかわることができるなら、挑戦してみることも、いいことなのだと思いました。2016/07/02

kakoboo

29
目標ややりたいことが見つからないことに悩んでいる一人の女子高生がミツバチと向き合う養蜂部を立ち上げて、地域との交流や自身の成長、そして農業甲子園への出場とサクセスストーリーや美談かなと思いきや、そういったやましい目(?)は抜きに純粋にのめり込んでしまう面白さがありました。彼ら彼女たちの打ち込む姿勢は尊敬そのもので、自分もこういう高校生活を送りたかったと思います。ありきたりな言葉かもしれませんが、目の前のことにまっすぐ向き合う、真摯に取り組む、そんな姿勢を忘れずに前を向いて歩いていきたいと素直に感じました。2017/01/16

桜父

29
長野県富士見高校の1人の女子高生が始めた「養蜂部」全国的にも珍しい部ですが3年をかけて全国大会優勝までの軌跡が読んでいて大変励まされました。「ミツバチ」の生態は目新しい物は無かったけれど、養蜂の何たるかを指導した先生や多くの方々には頭が下がる思いでした。やっぱり部活は良いね。2016/03/29

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