内容説明
ママをえらんで、ほんとうによかった。失われた生命が天使となって話しかける愛の物語。流産・死産を経験したママたちと胎内記憶をもつ子どもたちの話を元に綴られた4つの愛の物語。
目次
第1章 天使がくれた花言葉
第2章 天使の郵便屋さん
第3章 道を作ってくれた天使
最終章 愛を翼に、思い出を勇気に…
りゅうくん×326スペシャル対談
著者等紹介
なかむらみつる[ナカムラミツル]
1978年2月28日佐賀県生まれ。1997年のデビュー以来、イラスト、詩、作詞、作曲、絵本、ゲームのビジュアルプロデュースなど、幅広いフィールドで創作活動を展開しているポップアーティスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るる
9
こどもが天国に帰えりました。再読。
sae
5
とてもとても悲しい出来事の真っ只中に嗚咽しながら読んだ。たくさん泣いて、気持ちの着地点を見つける事ができた。高校時代に好きだった326さんのイラストは、久しぶりに見てもやっぱり優しくて素敵でした。この本を書いてくれてありがとう。2015/08/15
ルナ
5
図書館で借りて読みました。先月末に私自身が流産になったので、読んだら涙が止まりませんでした。けれど同時に救われたというか癒されました。この事を誰かに上手く話せず自分の中で溜め込んで、ずっと辛かったので本当にこの本に出会えて良かったです。『赤ちゃんはママとパパを選んで来る』『どんなに辛い運命でもやって来る』その事に意味は無いんだと言う言葉がとてもありがたかったです。『無事にこの世に生まれることは奇跡。赤ちゃんが出来ることも奇跡』他の色んなたくさんの人に読んでもらいたい本です。2014/11/27
まんまる
4
無事に出産できることは奇跡的なことで、幸せなこと。4つの物語に涙し、"生"は当たり前のことでなく、ありがたいものだと心に響いた。2016/01/15
エル
3
赤ちゃんが産まれてくることは奇跡。なんて悲しくてあたたかい物語なんだろう。赤ちゃん、私をまた選んでくれますか?2024/03/29