内容説明
「シェイクスピアを日本語にするなんて土台無理」から広がる豊饒な世界。シェイクスピア作品を日本語で表現するというのはどういうことなのか―。明治以降の日本におけるシェイクスピア戯曲の翻訳・翻案作品の「言葉」のありよう、日本語と英語を同時に深い角度で眼差した創作者たちの意図を探る。
目次
序章 最前線としての辺境
第1章 再び“ことば”の方へ―研究と実践の通史
第2章 演劇の言葉と小説の文章―小林秀雄作『おふえりや遺文』
第3章 翻訳を通じた文体創造―福田恆存訳『ハムレット』
第4章 脚韻の再創造―木下順二訳『マクベス』
第5章 シテの言葉と声―平川〓弘作・宮城聰演出『オセロー』の夢幻能翻案
終章 言葉なき死の向こう側
著者等紹介
中谷森[ナカタニモリ]
津田塾大学学芸学部英語英文学科・専任講師。バーミンガム大学修士課程修了(シェイクスピア研究)。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士号(人間・環境学)。専門は、イギリス演劇研究・比較演劇研究。特に日本のシェイクスピア翻訳・翻案作品の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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