内容説明
従来ほとんど光が当たることがなかった「単品モノ」町工場へのフィールドワークから、町工場がどのような技術や工夫、誇りをもってモノづくりをおこない、どのようにトヨタとともに関係し合いながら発展してきたのか、そのダイナミズムを明らかにする。
目次
序章 現代工業社会の技術の民族誌に向けて
第1章 自動車産業の技術史―トヨタを事例に
第2章 コストダウンに抗する―注文主と町工場
第3章 ヨコのネットワーク―トヨタのモノづくりの裏側で
第4章 仕事場をつくる―モノづくりの民族誌1
第5章 「単品モノ」をつくる―モノづくりの民族誌2
終章 現代工業社会の技術とは
著者等紹介
加藤英明[カトウヒデアキ]
南山大学人類学研究所プロジェクト研究員。専攻・専門は、文化人類学、技術研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。