内容説明
早春、春から初夏、光の夏、実りの秋、そして貯えの冬―季節の移ろいに応じてさまざまな表情を見せるイングランド湖水地方の野の花をピーターラビットとともにめぐる。カラー写真満載。
目次
1 春の訪れとともに(雪の結晶から生まれた妖精 スノードロップ;春一番の微笑み プリムローズ;可憐な少女 スミレ;光の訪問者 ラッパスイセン;地面に散った星の群れ ヤブイチゲ)
2 初夏への扉(うなだれた黒服の貴婦人 フリティラリア;寄り添ってうなだれているの キバナノクリンザクラ ほか)
3 夏の光のもとで(ハンドベルから飛び出した調べ ソロモン王の印章;あなたの足を包んであげます レイディース・スリッパー・オーキッド ほか)
4 秋の憂いの囁き(秋風を呼んでいます セイヨウイラクサ;秋風に揺れて優しく咲く スカルキャップ ほか)
5 冬に守られる命(春の新たな命への道のり ヨーロッパイチイ)
著者等紹介
臼井雅美[ウスイマサミ]
1959年神戸市生まれ。博士(文学)。現在、同志社大学文学部・文学研究科教授。神戸女学院大学卒業後、同大学院修士課程修了(文学修士)、1987年ミシガン州立大学修士課程修了(M.A.)、1989年博士課程修了(Ph.D.)。ミシガン州立大学客員研究員を経て、1990年広島大学総合科学部に専任講師として赴任。同大学助教授、同志社大学文学部助教授を経て、2002年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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