カフカエスクを超えて―カフカの小篇を読む

個数:

カフカエスクを超えて―カフカの小篇を読む

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月29日 19時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 470p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861108464
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

パンデミックや戦争など超現実的とも思える事態が起きている現実世界と対峙しつつ、カフカの小篇を読む。エッセイ集『ことばへの気づき』(2021年)続篇。

目次

第1部 現実と非現実の境を行き交う(「商人」―膝をかがめて細い鏡をのぞきこむ;「天井桟敷にて」―“止めろ”と渾身の叫びを上げるやも知れない;「隣人」―ハラスは、いつも非常に急いでいて ほか)
第2部 脇に身を置いて眺める(「小さな寓話」―この長い壁がみるまに合わさってきて;「根気だめしのおもちゃ」―球の意見によると…;「もどり道」―心の影は消えてくれない ほか)
第3部 終わらないように終わる(「こま」―不器用な鞭で叩かれたこまのように、彼はよろめいた;「皇帝の使者」―使者はなんと空しくもがいていることだろう;「出発」―遠くから、喇叭の音が聞こえてきた ほか)

著者等紹介

松原好次[マツバラコウジ]
東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒業。元電気通信大学教授。専門は言語社会学、言語政策。特に、少数民族言語(先住民族や移民の言語)の衰退・再活性化について研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青柳

5
カフカの小篇小説を著者の解釈で辿っていくエッセイ集の本です。無数にあるカフカの小篇を訳者ごとの違いや原語での意味合い、執筆当時の状況など様々な観点から分析し、寓話めいたストーリーを解読していきます。解読された小篇は本作に(ほぼ)全文が抜き出す形で紹介されているので、収録された小篇作を前もって読んでいなくても大丈夫です。カフカの評論本はM・ロベール、坂内正のものを読んでいたのですが、エッセイということもあり、身近な生活の例などからストーリーを解体しようとしていて分かりやすい文章でした。おすすめです。2024/01/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20778977
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品