内容説明
フェミニスト・スタディーズを切り開いてきた著者が孫娘に語るように綴った、カナダ・ケベック州における女性たちの歴史。女性参政権、女子高等教育、男女間賃金格差、リプロダクティヴ・ヘルス/ライツ、アンチ・フェミニズムとの対峙など、これまでの女性たちの歩みと今現在につながる問題をたどる。
目次
プロローグ 1890年代頃の17歳の女の子たち
第1部 組織する女性たち1893‐1912
第2部 選挙権を要求するフェミニストたち1913‐1940
インターリュード―1940年代頃の17歳の少女たち
第3部 市民となった女性たちの参画への試み1940‐1969
第4部 沸き立つフェミニズム1969‐1980
第5部 世界を変えるための活動1981年から今日まで
エピローグ―2008年の17歳の少女たち
著者等紹介
デュモン,ミシュリンヌ[デュモン,ミシュリンヌ] [Dumont,Micheline]
シェルブルック大学名誉教授。専門は歴史学・女性史
矢内琴江[ヤウチコトエ]
長崎大学ダイバーシティ推進センター コーディネーター/准教授。専門は、社会教育学、フェミニスト・スタディーズ、ケベック研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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