内容説明
目に見えない、手で触ることもできない社会を、どうやって可視化し、分析・考察するか。社会学ではこれまで、文字や数値によって社会を可視化し、さらに都市社会学では、社会地図を用いて社会を可視化した。我々が暮らす都市を社会地図によって観る!
目次
都市を観る視点―都市の社会構造と空間構造
第1部 社会地図研究の動向―歴史と活用方法(シカゴ生まれの欧米育ち;日本での研究蓄積;社会地図による社会空間構造の可視化)
第2部 社会地図で可視化した都市社会空間構造(東京23区の社会空間構造の変化;東京圏の社会空間構造の変化;地方都市の社会空間構造)
第3部 戦後日本都市の社会空間構造(人口移動から見た都市圏の形成過程;都市社会空間構造研究の展望と課題)
著者等紹介
浅川達人[アサカワタツト]
1965年長野県生まれ。1995年東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程満期退学。現在、早稲田大学人間科学学術院教授(都市社会学)。博士(社会学)。東京都老人総合研究所研究助手、東海大学教員、放送大学教員、明治学院大学教員を経て、2020年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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