内容説明
3匹目のカエルは、外の世界を知り、新しい世界に飛び出したものの、うまくいかず、不幸を感じて生きている。小さな世界で思うままにできていたことが、外の世界では通用しない。厳しい現実、他人の悪意、運の悪さも手伝って、失敗、挫折を繰り返し、苦しみや、無力さや、虚しさばかりを感じる日々。
目次
第1章 「井の中の蛙」は幸せか?(自分で考えることの初心者へ;「生きる意味などない」からはじめよう;隠れた価値観を暴き出せ;思考と実践の終わりなきサイクル)
第2章 よく生きるための死生観(世界と私の奇妙な関係;よく生きるための死生観―コース別ガイド;幸せの方程式―パスカルの賭け;なんとなくで問題ない)
第3章 楽園の哲学(ふたたび井の中の蛙問題;考えない常識人たちの楽園;考える例外者たち;実践版:よく生きるための死生観)
著者等紹介
岩崎大[イワサキダイ]
1983年東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業。東洋大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。現在、東洋大学文学部哲学科、富士リハビリテーション大学校非常勤講師。東洋大学東洋学研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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