文化的に生きる権利―文化政策研究からみた憲法第二十五条の可能性

電子版価格 ¥3,960
  • 電書あり

文化的に生きる権利―文化政策研究からみた憲法第二十五条の可能性

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 382p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861107245
  • NDC分類 323.143
  • Cコード C0032

内容説明

本書では、文化政策を研究する筆者が、日本国憲法第二十五条に「文化」という語が入っていることの意義、そして第二十五条を、文化芸術政策の基本理念である「文化権」の根拠規定として読むことの可能性と課題を明らかにする。

目次

はじめに 生存権における「文化」の意義
第1部 憲法第二十五条における「文化」(憲法第二十五条に関するこれまでの議論と課題)
第2部 日本国憲法と「文化」(憲法第二十五条の成立の経緯;日本国憲法成立過程における「文化」;附帯決議「文化国家」概念にみえる敗戦直後の「文化」)
第3部 生存権と「文化」(戦前の生存権の思想史における「文化」;憲法第二十五条の「文化」の意義;文化政策からみた憲法第二十五条―文化権としての可能性)
おわりに 文化と人権

著者等紹介

中村美帆[ナカムラミホ]
専攻・専門、文化政策研究。東京大学法学部卒、同大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻博士課程単位取得満期退学、博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、公立大学法人静岡文化芸術大学講師を経て、現同大学文化政策学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。