合法性と正当性―ワイマール期におけるカール・シュミット、ハンス・ケルゼンおよびヘルマン・ヘラー

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  • サイズ A5判/ページ数 400p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861106866
  • NDC分類 321.234
  • Cコード C0032

内容説明

合法性は国家をどのように正当化できるのか。ワイマール憲法下における三者の法理論を詳述し、現代のロールズやハーバーマスらとも比較。その意義と限界を指摘するとともに、英語圏ではほとんど未知であったヘラーの法理論に対する正当な評価を促す。

目次

第1章 合法性と正当性―ワイマール期から見たこれらの屈折度(複数の緊急事態;ワイマール期―短い紹介 ほか)
第2章 友と敵―シュミットと法の政治(決定の主権;国民の意思としての法 ほか)
第3章 実践の中の純粋理論―ケルゼンの法科学(ケルゼンのシュミット批評;ワイマール憲法第48条に関するケルゼン ほか)
第4章 法秩序の正当性―ヘラーの法理論(国家論の危機;文化、社会および国家 ほか)
第5章 ワイマール期からの教訓―合法性の正当性(正当化理由に関するシュミットとロールズ;法の民主制的形態に関するハーバーマス ほか)

著者等紹介

ダイゼンハウス,デイヴィッド[ダイゼンハウス,デイヴィッド] [Dyzenhaus,David]
カナダの憲法学者・法哲学者。トロント大学教授。オックスフォード大学で博士号を取得している

池端忠司[イケハタタダシ]
香川大学法学部を経て、神奈川大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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