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内容説明
ガスマスクの聖母、モヒカンの英雄サパタ…州政府への抗議運動に際して現れたストリートアートは日本人画家・竹田鎮三郎の影響を受けた先住民アーティストたちによるものだった。グローバルな力関係のなかでアートと政治、歴史意識、アイデンティティはいかに絡み合うのか?
目次
プロローグ 「夢の国」オアハカに開いた裂け目
第1章 メキシコ革命と先住民
第2章 われわれの革命の英雄
第3章 竹田鎮三郎とオアハカの多文化主義
第4章 資本主義とコミュニズムを接合するプエブロの思想
第5章 再象徴化されるストリートアート
第6章 変容する若者の価値観
第7章 グローバル時代の先住民像
エピローグ 革命は続く
著者等紹介
山越英嗣[ヤマコシヒデツグ]
早稲田大学人間科学学術院助教。1981年千葉県生まれ。早稲田大学人間科学部卒業。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。モンテレイ工科大学(ITESM)留学。早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。