荒地

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861106491
  • NDC分類 931
  • Cコード C0098

内容説明

「世界」とは一人一人の頭蓋の中にうつった「絵」に過ぎない―“孤独”という時代の病理をえがく『荒地』を、清新な日本語訳でよみ直す。

目次

荒地(死者の埋葬;チェスの虜;火の説教;水による死;雷が言ったこと)
解説(作者T・S・エリオットについて;『荒地』について)
訳注
テクストの問題(比較校合のポイント;個別事例)

著者等紹介

滝沢博[タキザワヒロシ]
1961年生まれ。千葉県出身。中央大学文学部卒。2017年まで高岡法科大学教授。日本T・S・エリオット協会会員。エリオットに関する論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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海の底の流れが ささやきながら彼の骨をついばんだ。立ち上がるかと思うと倒れ 彼は老若の諸段階を経ながら 渦の中に入っていった(すれ違う男女の結末)、不毛の平野に背を向け釣りをしていた せめて自分の国を整えようか ロンドン橋落ちた(死と再生)2023/06/03

内田高裕

0
再読。素晴らしいのは、傑作を意識せずに書いてるのに大傑作なところ。現代史を切り開いた名作。僕の詩も彼を参考に書いてみたい。今から書いてみよう。2024/01/07

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