内容説明
自らを活かし社会に意見を提言できる市民としての主権者を育むために、社会科教育は何をすべきか?主体的な社会参加とは。公教育における「社会系」教科の課題を、授業・カリキュラム構想、学力の在り方、教師の専門性といった観点から、日本とアメリカの教育理念・実践をもとに検討。社会科教育が民主社会において培うべき各々の見解の多元性を捉え直し、その意義と展望を具に提示する。
目次
第1部 アメリカの社会科の歩みが教えてくれる学校教育での主権者育成の条件
第2部 教師による主体的なカリキュラム調整または創造の重要性
第3部 なぜ教師は大学で社会科教育学を学ぶ必要があるのか?
第4部 主権者に必要とされる学力とは
第5部 根源的かつ創造的なカリキュラムと授業開発の重要性
第6部 主権者を育成できる教師の教育
著者等紹介
渡部竜也[ワタナベタツヤ]
1976年、広島県生まれ。東京学芸大学教育学部准教授。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。博士(教育学)。専門は社会科教育学、カリキュラム論、授業設計論、教師教育、社会改造主義教育論研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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