出版社内容情報
薬物依存からの回復支援施設「ダルク」。自身も薬物依存の当事者である、ダルクスタッフ11名のライフヒストリー集。
はじめに―すべては共感から始まる 中村英代
序章 当事者が支援する―共感の環をむすぶ 南保輔
? 若手スタッフ編
第1章 なんでとまったかよくわからない
(Aさん/40代/男性/覚せい剤/クリーン歴10年/スタッフ歴4年) 南保輔
第2章 自然体で生きる
(Bさん/50代/男性/気管支拡張剤/クリーン歴13年/スタッフ歴4年) 森一平
第3章 先は見えないがいまは居心地がいい
(Cさん/40代/男性/咳止め薬/クリーン歴4年/スタッフ歴2年) 南保輔
? 中堅スタッフ編
第4章 裸の自分と向き合う
(Dさん/50代/男性/咳止め薬/クリーン歴9年/スタッフ歴6年) 森一平
第5章 昔いた場所にメッセージを運ぶ
(Eさん/40代/男性/アルコール・咳止め薬/クリーン歴8年/スタッフ歴6年) 伊藤秀樹
第6章 生き方を探りつづけて
(Fさん/30代/男性/覚せい剤・睡眠薬/クリーン歴1年未満/スタッフ歴2年) 相良翔
? ベテランスタッフ編
第7章 「回復」はつまらない
(Gさん/40代/男性/咳止め薬/クリーン歴23年/スタッフ歴21年) 相良翔
第8章 あるとき「あっもうぜんぶどうでもいいや」と思った
(Hさん/60代/男性/覚せい剤/クリーン歴24年/スタッフ歴24年) 南保輔
第9章 職員が入寮者の足を引っぱることがないように
(Iさん/男性/50代/シンナー/クリーン歴24年/スタッフ歴24年) 中村英代
第10章 君が地元にダルクを作ったら素晴らしいね
(Jさん/男性/40代/覚せい剤/クリーン歴20年/スタッフ歴9年) 中村英代
第11章 いつかだれかに「いっしょにやっていこう」と言いたい
(Kさん/50代/男性/覚せい剤/クリーン歴19年/ボランティア歴10年) 南保輔
用語解説
おわりに 相良翔
南保輔[ミナミヤススケ]
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中村英代[ナカムラヒデヨ]
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相良翔[サガラショウ]
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内容説明
なぜ薬物に依存するのか?依存からの回復とは何か?薬物依存の経験者が支援者となる意義はどこにあるのか?薬物依存からの回復支援施設ダルク。新たな仲間を支援しながら自らの回復をつむぐ、スタッフ11人のライフヒストリー集。
目次
1 若手スタッフ編(なんでとまったかよくわからない;自然体で生きる;先は見えないが今は居心地がいい)
2 中堅スフッタ編(裸の自分と向き合う;昔いた場所にメッセージを運ぶ;生き方を探りつづけて)
3 ベテランスタッフ編(回復はつまらない;あるとき「あっもうぜんぶどうでもいいや」と思った;職員が入寮者の足を引っぱることがないように ほか)
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- 和書
- 価値創造の思考法