学問の暴力―アイヌ墓地はなぜあばかれたか (新版)

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学問の暴力―アイヌ墓地はなぜあばかれたか (新版)

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  • サイズ B6変判/ページ数 330p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861105319
  • NDC分類 211
  • Cコード C0021

出版社内容情報

「学術調査」と称されるアイヌ墓地発掘から窺える、知の権力性と暴力性とは。2008年の旧版に2016年までの新たな経緯を補記。

■目次より
第一章 幕末の事件
第二章 明治と大正の発掘旅行
第三章 昭和の学術調査
第四章 「人為的」損傷の研究
第五章 発掘の論理と倫理
第六章 知の力
補章 遺骨の返還を求めて

植木哲也[ウエキテツヤ]
植木哲也(うえき・てつや) 
1956年生まれ。苫小牧駒澤大学教授。哲学、科学技術社会論、比較文化論などの講義を担当している。
おもな著書に『植民学の記憶―アイヌ差別と学問の責任』、訳書にファイヤアーベント『理性よ、さらば』、マッギン『ウィトゲンシュタインの言語論』(共訳)など。

内容説明

江戸末期、犯罪として裁かれたアイヌ墓地発掘は明治以降、「学術調査」の名の下に公認され、アイヌ民族の抵抗は無視され続けた。小金井良精、児玉作左衛門など代表的アイヌ学者たちの動きを追い、学問に内在する「暴力への意志」を浮き彫りにする!

目次

第1章 幕末の事件
第2章 明治と大正の発掘旅行
第3章 昭和の学術調査
第4章 「人為的」損傷の研究
第5章 発掘の論理と倫理
第6章 知の力
補章 遺骨の返還を求めて

著者等紹介

植木哲也[ウエキテツヤ]
1956年生まれ。苫小牧駒澤大学教授。哲学、科学技術社会論、比較文化論などの講義を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Jムーン

0
アイヌ民族の形質人類学は、資料としての人骨を、アイヌの人々の墓を発掘することによって得たいた。「真理」のためならそれが許されるのか?そのような学問でよいのか?2019/01/01

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