出版社内容情報
東日本大震災後の石巻を活写した写真75点に詩と散文を付す。「残酷な三月の爪痕から出発して、大地と人間の営みを祭のくり返しとして寿ぐに至る、無数の魂の照応の記録だ。」中条省平(仏文学者)
1 見えるものと見えないもの
2 四月は…
3 ひかりへ
4 たなごころ
5 沈黙の大魚
6 ヘルプレス
7 祈り
8 “おだづもっこ”たちのふるさと
9 カッラ?ンな笑い、大儀の眠り
10 みるめ
11 白い道
12 写楽――我と汝の対話の地平へ
13 石は砕けず、千金の玉をつぐ
14 ?
15 古代からの霊に聴く
16 橋を渡る
17 苦労をともに
18 光のさざなみ
19 明神丸
20 力の弱くなった天
21 美のやどり
22 幼子
23 福耳
24 竜の誕生
25 日々の神話
26 ミルキーウェイ
27 初日
28 ヴェール
29 長靴セブン
30 木と祭り
31 歌を忘れぬ
32 暮らしのなかでこそ
33 灯と陽、うちとそとと
34 しぐさとまなざし
35 五月の唄を待つ
36 深き世界より
37 わが身ひとつ
38 馬鹿写真家
39 仮設
40 大地の詩
41 田植え唄が聴こえる
三浦 衛[ミウラマモル]
三浦衛(みうら・まもる)
1957年、秋田県井川町生まれ。東北大学経済学部卒。99年、春風社創業。著書に社史『出版は風まかせ おとぼけ社長奮闘記』(2009年9月)、エッセイ『父のふるさと 秋田往来』(2010年11月)、小説『マハーヴァギナまたは巫山の夢』(2012年11月)、詩集『カメレオン』(2016年6月、以上いずれも春風社)がある。
橋本照嵩[ハシモトショウコウ]
橋本照嵩(はしもと・しょうこう)
1939年、宮城県石巻市生まれ。1974年、写真集『瞽女』(のら社刊)により日本写真協会新人賞受賞。著書に写真集『石巻 2011.3.27?2014.5.29』(2014年9月、春風社)、写真集『新版 北上川』(2015年3月、春風社)、写真集『叢』(2016年1月、禪フォトギャラリー)等がある。2016年9?12月「友人作家が集う 石原悦郎追悼展」“Le bal”Part2に「瞽女」出品。
目次
見えるものと見えないもの
四月は…
ひかりへ
たなごころ
沈黙の大魚
ヘルプレス
祈り
“おだづもっこ”たちのふるさと
カッラ~ンな笑い、大儀の眠り
みるめ〔ほか〕
著者等紹介
三浦衛[ミウラマモル]
1957年、秋田県井川町生まれ。東北大学経済学部卒。99年、春風社創業
橋本照嵩[ハシモトショウコウ]
1939年、宮城県石巻市生まれ。1974年、写真集『瞽女』(のら社)により日本写真協会新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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