内容説明
もう傷つかないために、再び愛するために。人種やセクシュアリティによる抑圧を批判し、消費社会のなかで消費できないものと出会う歓びを訴える。全米でベストセラーとなり、読者を静かな熱狂で包み込んだ名著、初の邦訳。
目次
恩寵―愛にふれて
明晰さ―愛に言葉を与える
正義―子ども時代の愛のレッスン
誠実―愛に忠実なれ
献身―愛を私の中に存在させよう
スピリチュアリティ―神聖なる愛
価値観―愛の倫理に従って生きること
貪欲―ただ愛せよ
共同体―愛と交わり
相互性―愛の核心
ロマンス―甘美な愛
喪失―生と死のなかで愛すること
癒し―あがないの愛
運命―天使が愛を語るとき
著者等紹介
フックス,ベル[フックス,ベル] [hooks,bell]
1952‐。現代アメリカを代表する文化・社会批評家、著述家、思想家、教育者。本名グロリア・ワトキンス(Gloria Jean Watkins)。ケンタッキー州ホプキンズヴィル出身。フェミニズム批評史における記念碑的作品となったAin’t I A Woman:Black Women and Feminism(1981)以来、毎年のように著作を発表し、現在ではその数は35以上にものぼる。とりわけ視覚芸術、映画、音楽、ポピュラー・カルチャーを題材にすぐれた黒人フェミニスト文化論を展開している
宮本敬子[ミヤモトケイコ]
西南学院大学教授。ニューヨーク州立大学大学院(バッファロー校)比較文学科博士課程修了(Ph.D.)。専門はアメリカ文学・文化、アフリカ系アメリカ文学、ジェンダー・フェミニズム思想、トニ・モリスン研究
大塚由美子[オオツカユミコ]
北九州市立大学・西南学院大学非常勤講師。北九州市立大学大学院博士後期課程社会システム研究科修了(学術博士)。専門はアメリカ文学およびカナダ文学、女性作家研究、マーガレット・アトウッド研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gachin
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