内容説明
CMに番組と共通のキャラクターを用いて区別を曖昧にする「ホストセリング」と呼ばれる宣伝手法は、子どもにどのような影響を与えるのか。子ども番組の事例を実証的に調査し、その問題点と今後のCMのあり方を提示する。
目次
第1章 子ども向け番組とCMをめぐる議論の展開―ホストセリングCMを中心に
第2章 先行研究と本書の構成
第3章 子ども向け番組のCMについての実態調査
第4章 母親の子ども向けCMについての意識調査の方法・結果および考察
第5章 幼児を対象としたCMの理解度と影響に関する映像視聴実験の方法・結果および考察
第6章 総括と今後の展望
著者等紹介
山下玲子[ヤマシタレイコ]
武蔵大学社会学部教授。専門は社会心理学。研究領域は、子ども向けテレビ番組や広告、電子メディアの影響について
藤井達也[フジイタツヤ]
武蔵大学大学院人文科学研究科博士後期課程。研究領域は、テレビ広告の分析やその効果・影響について(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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