交錯する戦争の記憶―占領空間の文学

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交錯する戦争の記憶―占領空間の文学

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  • サイズ B6判/ページ数 367p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861104220
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

“想起”と“忘却”のはざまから浮上する“記憶”の諸相。戦後占領期における代表的な小説、絵物語、教科書の作品を通して、文化的記憶が表象するものを分析し検証する。

目次

第1部 “想起”と“忘却”(“占領”と遭遇する戦争の“記憶”―石川淳「黄金伝説」論;“記憶”に苦しむものたちの“戦後”―野間宏「顔の中の赤い月」における復員兵と戦争未亡人;“記憶”と“忘却”の衝突―井伏鱒二「遙拝隊長」と“戦後”という戦場;“記憶”の反転―田宮虎彦「異端の子」における戦後ナショナリズム)
第2部 “記憶”の変容(“正義の味方”と創られる“記憶”―山川惣治「少年王者」の想像力;「引揚げ」言説と“記憶”の版図―石森延男「わかれ道」が発信する美談と「故郷」;“記憶”のポリティクス―教科書『中等国語』と教材「少年の日の思い出」;語られるノスタルジア・蔽われる“記憶”―壷井栄「二十四の瞳」の欲望と遺産)
“戦後”に問いかける“記憶”

著者等紹介

黄益九[ファンイック]
1973年、韓国・盈徳生まれ。2010年、筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。博士(文学)取得。筑波大学人文・文化学群比較文化学類非常勤講師、同大学外国語センター特任研究員を経て、現在慶南大学校非常勤講師。専門、日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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