内容説明
物語をつむぐことはもう一人の自己との対話。
目次
第1部 教師として生きる―私の「ことばが劈かれるとき」(風を見た日;友を、言葉を失ったとき―夜はかっぱえびせんが響くと;聴くということのレッスン―少女たちが教えてくれたこと ほか)
第2部 ラジオドラマが生まれる(始まりは萩高校―あれは、国語の授業ではない;最後の旅を語る少年;そばにいてくれた人々 ほか)
第3部 語りの生まれる教室(宇部高校の生徒が願ったこと―わたしはわたしあなたをわたす;対話で深める学びのレッスン―私のお姉ちゃん;あなたに…(わすれてしまったこと)―レクイエム ほか)
著者等紹介
青木幸子[アオキサチコ]
昭和女子大学総合教育センター准教授。1956年山口県生まれ。昭和54年九州大学教育学部教育心理学科を卒業後、山口県立萩高等学校、山口中央高等学校、山口農業高等学校、宇部高等学校で、国語科教師として勤務。平成15年お茶の水女子大大学院人間文化研究科を修了ののち、高校教師と並行しつつ、九州大学大学院芸術工学府にすすみ、平成21年に学位を取得。平成21年からは、跡見学園中学高等学校の教師と跡見学園女子大学とを兼任し、平成25年4月1日より昭和女子大に勤務し教職科目全般を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しらい
0
途中まで読んで、すっかり時間が経ってしまっていた。久しぶりに続きから読んだ。「物語の途中」から。なんて言葉にしたらいいかわからない。思考と表現がついてこない。そこには、物語があるのだから。2015/08/04
かおぽん
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青木先生、ホッソリと華奢でいつも笑顔で佇んでいらっしゃるイメージ… なのに、本当はとても芯が強くてどんなことでも受け止めてくださる頼もしい女性。改めて、尊敬しました。 この本には学校教育の大切さが描かれている。良い学校への受験とか頭のいい子を育てることが良しとされている今の風潮に警鐘を鳴らす内容。それでいて、説教じみてないのは、すべて先生の体験からくるお話だからだと思う。 現役の先生方には、ぜひ読んでいただきたい。2014/09/25
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