不思議フランス―魅惑の謎

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861104015
  • NDC分類 302.35
  • Cコード C0036

出版社内容情報

フランスでは、なぜカップルは結婚をしないのか?……。フランスの不思議から、日本の明日を探る。生き方のヒント25項。

内容説明

「フランスでは、なぜ“大人の女性”がモテるのか?」「フランス人が“大阪人”“京都人”に似ている理由」「なぜカップルは結婚をしないのか?」「なぜ誰もがヴァカンスを取れるのか?」「なぜ少子化に無縁なのか?」…フランスの“不思議”から日本の“明日”を探る25項。

目次

序章 サクラの国とサクランボの国
第1章 恋愛の不思議
第2章 仕事の不思議
第3章 家庭の不思議
第4章 食の不思議
第5章 文化の不思議
終章 明日を考えるために

著者等紹介

藤野敦子[フジノアツコ]
京都産業大学経済学部教授。1967年、神戸市生まれ。1990年、大阪大学経済学部卒業後は公務員になるも、退職。1992年、大阪大学大学院経済学研究科へ。1994年、同大学院在学中にパリへ留学。1996年に帰国し、主婦に。二人の息子の育児に奮闘しながら、2004年に博士(経済学)を取得(関西学院大学)。2009~2010年、パリ西ナンテール・ラデファンス大学(パリ第10大学)人口社会研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Kaz

30
欧米諸国の中で、イギリス、イタリアと並んで親近感があるフランス。彼の国について、恋愛、仕事、家庭、食、文化という切り口で解説されている。日本と違うところが多く、興味深い。中でも食のところで、「生きるために食べるのではなく、食べるために生きている」というフランス人のマインドには脱帽。ハッピーな面だけではないのだろうが、先進的な文化、豊潤な食、長期にわたるバカンス、少子化対策など、彼らの哲学、政策から学ぶ点は多々ある。2019/09/23

もけうに

4
専門的すぎず軽すぎず、とても面白かった。このテの本に有り勝ちなひたすら日本を落とし他国を上げるのではなく、冷静に両国を比較しているところが良い。フランスの社会制度は凄いと思うが、そういう制度が出来たのもかつてのフランスが酷く男尊女卑だったから。女性は完全に男性の所有物。だからこそ、現在は女性の権利・社会保障に敏感。翻って日本は、男尊女卑のように見えて女性にもしっかり責任・役割があり、ヨーロッパ程女性の地位が低くなかった。だから逆に、現代以降女性の権利向上が遅れている。2021/08/16

ちいくま

2
図書館でフランス祭りやってたので。浅くもなく超専門的でもなく雑学的にへーそうなのー感覚で読めました。フランスと日本の比較も中立の立場からの目線が嬉しい。2014/10/21

ムラ

1
フランスと日本を色々比較してあって面白い どちらにも一長一短があると思う。 でも、フランス女性の出産後就業率の高さは凄いと思った 日本も、今後少子高齢化が進むので女性の社会進出と就業率向上は必須課題になっていくと思う2015/06/27

Ayano Inake

0
もう一回読みたい!2016/06/28

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