横浜市立大学新叢書
普仏戦争―籠城のパリ132日

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  • サイズ B6判/ページ数 426,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861103735
  • NDC分類 235.067
  • Cコード C0022

目次

なぜ今、普仏戦争なのか
原因
宣戦布告―集団的熱狂の綺想曲
アルザス=ロレーヌ戦線
メッス近郊戦
スダンの攻防
篭城のパリ
国防政府のジレンマ
パリ包囲は続く
終戦へ
講和条約とパリ=コミューン
敗戦処理
戦争の代価
ヨーロッパの戦後新体制
普仏戦争の軍事史的意義

著者等紹介

松井道昭[マツイミチアキ]
1943(昭和18)年、島根県出雲市大社町生まれ。横浜市立大学名誉教授(同大学1971~2009勤務)、横浜市立大学国際総合科学部非常勤講師、関東学院大学大学院経済学研究科非常勤講師。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学、社会学修士。大佛次郎記念館研究員(1978~2009)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パトラッシュ

98
敵国が抱える政治的軍事的弱点を見抜き、他国が干渉するのを予防し、前線に向け最大限の兵力を一気に投入できる作戦計画を立てた上で相手から宣戦布告させる。これが1870年にビスマルクとプロイセンが仕掛けた普仏戦争であり、当然ながらナポレオン三世とフランスは呆気なく敗れ去った。2022年にプーチンとロシアは全く正反対の形でウクライナに軍事侵攻し、誤算に次ぐ誤算で相手を降伏させるどころか世界に恥をさらしている。武器だけ発達した中世の戦争を見ているような有様は、人は都合のいい情報だけを信じたい生き物だと教えてくれる。2022/04/29

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