沈黙の向こう側―豊崎光一追悼集

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861103704
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0010

内容説明

没後25年、日本におけるポストモダン思想受容の嚆矢となった天才的フランス文学者へのオマージュ。ゆかりの深い諸氏が思いを寄せる書き下ろしの追悼文に加え、当時発表された関係のエッセイ追悼文、書評を集める。

目次

1(「読むこと」と「正しさ」―豊崎光一とポール・ド・マン(蓮實重彦)
追憶の断片をいくつか(菅野昭正)
豊崎光一のこと、など(清水徹) ほか)
2(ある豊饒なダンディズムについて―豊崎光一を悼んで(辻邦生)
ニ短調ピアノ協奏曲の肖像(辻邦生)
豊崎光一との最後の旅(辻邦生) ほか)
3(豊崎光一パリ青春の日々:1960‐1963(エヴリン・カデュック)
一九六〇年代のパリ(日野三郎)
豊崎光一とジャック・デリダ―「二つの悪口」から(ブリュネ裕子) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

渡邊利道

0
巻頭の蓮實のエッセイでポール・ドマンとの論旨の交叉が語られるだけで、宮川淳などの同時代の書評の再録のほかはとくに理論的ではなく懐古的な追悼が収録されている。思ったよりもさらっと読めてしまって悲しい。まあ豊崎のテクストはいつもそこにある。2016/10/06

rien

0
豊崎光一が亡くなって早25年が経ったというのか。あの濃密な読書体験もそれほど昔の出来事とは。あらためて著作を読み直したくなりました。2014/02/03

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