内容説明
戒環の『法華経要解』の注釈を軸に、15世紀の朝鮮王朝が編纂したハングル訳『法華経』。欠巻は刊経都監版『妙法蓮華経』で補う。韓国仏教史上における金字塔の本邦初訳。
目次
釈譜詳節(釈譜詳節第十三;釈譜詳節第十九;釈譜詳節第二十 ほか)
月印釈譜(月印釈譜第十一;月印釈譜第十二;月印釈譜第十三 ほか)
付録(刊経都監版妙法蓮華経巻第四;刊経都監版妙法蓮華経巻第五;法華経要解科文の概略)
著者等紹介
河瀬幸夫[カワセユキオ]
1945年、東京都大田区に生まれる。早稲田大学第二文学部と文学研究科で日本文学(上代文学)を専攻。1973年、横須賀学院高等学校の国語教員となる。2003年に早期退職し、韓国ソウルの東国大学大学院仏教学科(仏教史学専攻)に入学し、2007年に博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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