目次
サウス・ウォルシャム・ホール
ノリッジ大聖堂
修道院境内の家々
ウォルシンガムへの道
ブリックリング・ホール
イーリー大聖堂
コンスタブル・カントリー
湖水地方
ピーター・ラビット・カントリー
ワーズワース・カントリー〔ほか〕
著者等紹介
ミルワード,ピーター[ミルワード,ピーター][Milward,Peter]
1925年ロンドン生まれ。1954年、オックスフォード大学卒業後、来日。1960年、カトリック司祭となる。上智大学名誉教授。シェイクスピア研究家
橋本修一[ハシモトシュウイチ]
1956年、東京生まれ。上智大学大学院修了。千葉工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きりぱい
10
日本の大学教授でもある著者が、イギリスの神髄は田舎にあるんだよと日本人一行を連れ、イングランドのディープな田舎を巡るツアーのエッセイ。食べ物はおいしかったようなのに何を食べたかの話がないのが残念。きれいだろうなあと、歴史や文学ゆかりの話になるとそこそこ興味深くもありつつ、読んでそれほど面白いエッセイでもなく。同行していた訳者があとがきで、先生には申し訳ないけれど数時間の遊覧船は退屈と書いてあったりするのが面白かったり?好んでカントリーサイドに行く日本人も多いと思う今、出版は去年なのに1993年の話。2013/06/24
ピンクピンクピンク
3
図書館特集本。本で旅するヨーロッパ特集にはぴったりの一冊。タイトル通りイギリスの田舎、長い歴史の間ずっとそこにある風景や教会を旅する指南書。旅行本の中でも旅したくなるポイント100点の本でした。文中に土地に関連した芸術作品も多数出てきます。仲間内で話すとき、ロンドンオリンピックの開会式は最高だったという話がいつも出てくるのですが、あの開会式で見たエンターテイメントや文化の幅広さも、本書に出てくる田舎風景やらからインスピレーションを得て築いてきた結果だと思うとより感動が深まりました。2016/12/15
うさぎ
1
ゆっくり行けるなら田舎も周りたいと思うけど、時間が限られているし足がなかったりするからついロンドン中心になってしまいます。あー、行きたい。行きたい。関西から直行便飛ばして!2014/07/30
ヒマワリ
0
1993年のイングランド旅紀行。著者が日本の学生たち一行を連れて3~4週間旅したときの様子が綴られている。イギリスの田舎にこそ魅力ありという著者の意見には同感だ。ただ、旅したのが1993年で出版されたのは2012年というのはタイムラグがありすぎる。旅の環境や形態は年々変化してきているので、内容の古さは否めない。日本人のパックツアーは観光名所を慌ただしく回るだけというような批判的なことも書かれているが、現在はツアーもバリエーションが増え、そういう旅行ばかりではなくなってきていると思う。2018/03/18