言語教育とアイデンティティ―ことばの教育実践とその可能性

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言語教育とアイデンティティ―ことばの教育実践とその可能性

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861102899
  • NDC分類 807
  • Cコード C0080

内容説明

日本語・国語・外国語の教育をどのように連携・再生させればよいのか。ことばの学習の社会的・文化的意味を問いなおす。

目次

はじめに 今、なぜ言語教育とアイデンティティか
第1部 講演と討論(国際的な移動の中にあるアクターたちの新たな争点と戦略―移動の教育の概念に向かって;ラウンドテーブル)
第2部 論考(“わたし”は何を語ることができるのか―ことばの学びにおける複合アイデンティティ;「場」としての日本語教室の意味―「話す権利」の保障という意義と課題;「中国に行く」/「中国に帰る」―言語マイノリティ生徒の「想像の共同体」;移動主体のために言語教育は何ができるか―アイデンティティを紡ぐ場として;多言語話者の言語意識とアイデンティティ形成―「ありたい自分」として「自分を生きる」ための言語教育;「自分らしさ」を規定するもの―複数の“わたし”を語る一人の日本語学習者のライフヒストリーから;言語教育において「自分史を書く」ことの意義―アイデンティティ形成の視点から;日本語の教室における意味の構築とアイデンティティ形成―ことばの意味世界を共同構築する“私”“他者”“教室コミュニティ”)
第3部 前景と展望(言語教育における体系・能力・アイデンティティ―私はなぜアイデンティティにたどり着いたか;言語教育とアイデンティティの問題を考えるために)
おわりに 相互文化性による教育実践の可能性を拓く

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宵子

1
修論のために走り読みした。言語教育とアイデンティティと関係を書いた論文を集めたもの。そのためライフストーリーといった質的研究が多い。2014/12/10

ゆみの

0
米本によるNortonの「想像の共同体」に関する調査や、三代の「場」としての学習環境論がなかなか新しい角度のように感じられて面白かった。2012/11/28

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