近代スコットランドの社会と風土―“スコティッシュネス”と“ブリティッシュネス”の間で

近代スコットランドの社会と風土―“スコティッシュネス”と“ブリティッシュネス”の間で

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  • サイズ B6判/ページ数 343,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861102578
  • NDC分類 233.2
  • Cコード C0022

内容説明

17世紀の同君連合以降、イングランドと対峙しつつ共存してきた“国家なきネイション”スコットランドの独自の歩みを、政治・宗教・産業・都市の観点から多面的にたどる。

目次

序章 本書の視点と課題
第1章 一七世紀のスコットランドの宗教と政治―同君連合下の史的一面
第2章 合邦下のスコットランド―スコットランド人のアイデンティティ
第3章 産業革命と都市―産業革命期のスコットランドの首都エディンバラ
第4章 エディンバラ市民と運河―運河建設と石炭資源地の確保
第5章 企業家貴族ブックルー公爵とエディンバラ―エディンバラ、ダルキース、リースを結ぶトライアングル構想
第6章 スコットランドの市民的自治の史的背景―中世都市に基盤を置いた市民的自治
終章 スコットランドにみるスコティッシュネスとブリティッシュネス―住民投票にかけた「権限の委譲」とその史的経緯
補論 横浜開港ではじまった連合王国による近代と近代化

著者等紹介

小林照夫[コバヤシテルオ]
1941年生まれ。関東学院大学文学部教授。同大学大学院文学研究科指導教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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