内容説明
20世紀の傑作『失われた時を求めて』の醍醐味を、舞台となった街の魅力と絡めながら紹介。近代の文化や風俗と現代の空気をみごとに融合し、人を惹きつけてやまないパリの魔力をプルーストの眼で解き明かす。
目次
序
オートゥイユ、パッシー
モンソー平原
シャン=ゼリゼ
フォーブール=サン=トノレ
グラン・ブルヴァール
結論
著者等紹介
吉川佳英子[ヨシカワカエコ]
パリ第三大学文学科博士課程修了。博士(文学)。現在、京都造形芸術大学芸術学部准教授。専攻はフランス文学、フェミニズム文学、ジェンダー理論
岩野卓司[イワノタクジ]
パリ第四大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。現在、明治大学法学部教授。専攻は思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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