内容説明
混迷を極める教育界に果敢に挑む。教育関係者必読!教育思想、教育と公共性、教育のメタ理論、子ども観、学校制度、教師教育に関する日中教育学界の錚々たるメンバーによるスリリングな六つの対話。
目次
現代日本における教育思想の展開
中国の教育学研究における研究主題の転換―一九八〇年代以降の教育学の発展の新たな成長点
教育と公共性―「市民的公共性」を超えて
公共性―学校制度変革の基本的価値
日本における「教育のメタ理論」の受容と展開―W.ブレツィンカを中心として
メタ理論とメタ教育学序説
日本における子ども観―その歴史的系譜
中国における子ども観―子どもの精神発達の研究とその教育的意義
グローバル化による日本の学校カリキュラムの葛藤
現代学校制度に関連する政策の考察
近代日本の教師像と教員養成改革
師範教育の伝統と変遷
著者等紹介
労凱声[ロウガイセイ]
1948年生まれ。北京師範大学教育系博士課程修了。博士学位取得。現在、北京師範大学教育学院教授、北京師範大学教育政策・法律研究所所長。中国教育学会理事。中国教育政策・法律研究専業委員会理事長。専攻は教育政治学、教育法学
山崎高哉[ヤマザキタカヤ]
1940年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、佛教大学教育学部教授、京都大学名誉教授。大阪市教育委員会委員。専攻は教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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