内容説明
古今東西を通じ、壮大なスケールの神秘主義思想家として屹立するスウェーデンボルグの思想。鈴木大拙、森有礼、新井奥邃、田中正造、リンネ、ブラームス、リンカーン、カーネギーなどと交差させ、信仰の有無や宗教・宗派を超えたスウェーデンボルグの普遍性を示す。
目次
第1部 日本篇(「霊性」回復への強い希求―鈴木大拙再考;鈴木大拙のスピーチ;鈴木大拙の「霊性」の概念について ほか)
第2部 欧米篇(『ツァイト』特集記事;リンネの『神罰』;ブラームスの霊感 ほか)
第3部 現代篇(宇宙時代のスウェーデンボルグの宗教;スウェーデンボルグの全体論;スウェーデンボルグ神学と臨床パストラル・カウンセリング ほか)