内容説明
戦前のモダニズム詩の拠点『新領土』と読者・同人だった鮎川信夫を中心に同誌の全バックナンバー、書簡や日記、新聞、官報など膨大な資料を精査し、戦争をくぐり抜けた国内外の詩人たちの実像を浮き彫りにする。原稿用紙1,000枚の大作。
目次
『新領土』創刊とその時代―序にかえて
詩人の使命―創刊号を読む
「イギリスの新詩人」―創刊号を読む
航空ページェント
『新領土』の一九三七年
『新領土』の周辺―一九三七年の平和的な印象記
一九三八年の希望―モダニストの誕生
ドキュメント―一九三八年の鮎川信夫
『荒地』の登場―エリオットを読む
戦争への旅〔ほか〕
著者等紹介
中井晨[ナカイアキラ]
1941年生まれ。同志社大学大学院修士課程英文学専攻修了。2006年3月まで同志社大学言語文化教育研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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