内容説明
本書の目的は、「生涯学習」における「社会教育」の新たな課題と可能性を明らかにすることである。生涯学習は日本では従来「社会教育」という用語を用いて論議され、実践が積み重ねられてきた。「生涯学習」はその伝統に対してどのような課題を新たに提示しているのか。それを明らかにする。
目次
社会教育としての生涯学習
青年の自立と社会参画
成人女性の教育と男女共同参画社会
障害者・高齢者の学習・文化活動と福祉のまちづくり
子どもの学校外教育
参画型社会を支える市民の学び―NPO・NGO・多文化共生の学習活動をめぐって
学校教育と社会教育の連携・協同
学ぶ側に視点を置いた理論
社会教育・生涯学習の法制度
社会教育の施設と学習の支援者
社会教育行政とNPO・ボランティア
社会教育・生涯学習計画の創造
著者等紹介
末本誠[スエモトマコト]
1949年福井県に生まれる。東京学芸大学卒。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了後、東京大学助手、神戸大学講師、助教授を経て、現在神戸大学発達科学部教授
松田武雄[マツダタケオ]
1952年大阪府に生まれる。名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学後、琉球大学助手・講師、埼玉大学助教授を経て、現在、九州大学大学院人間環境学研究院助教授
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