内容説明
舞台・映画・テレビドラマにあらわれた“男と女”の文学論。英米文学の研究者が一人の女性として、小説世界の様々な人生を紹介しながら、分析・批評する味的エッセイ集。
目次
男たち女たち(究極の愛―嵐が丘;型破りなヒーローとヒロイン―風と共に去りぬ;美しき騎士たち―アーサー王伝説;男の美学―華麗なるギャツビー)
男たち(父の愛を求めて―エデンの東;イギリス版坊ちゃん―トム・ジョーンズの華麗な冒険;破滅への招待―ドリアン・グレイの肖像;愛に命を捧ぐ―二都物語)
女たち(運命に操られ―テス;女たちの復讐―大いなる遺産;何を求めて旅をするのか―ジェイン・エア;たおやかに生きる―ワイルドフェル・ホールの住人)
著者等紹介
山口弘恵[ヤマグチヒロエ]
1933年中国(旧満州撫順市)生まれ。武蔵野女子学院短期大学を経て、法政大学、同大学院修士課程修了。武蔵野女子大学教授を長く勤め、2004年3月同大学(現武蔵野大学)を定年退職
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