出版社内容情報
ヒトやヒト以外の動物がなぜそのように行動するのか、その問題は古くから議論されており、また、それに対する説明や視点はさまざまある。行動を理解するとはどういうことなのか、そして行動を科学することは可能なのか、そうした行動にかかわる根本的な問題について改めて考える。
ウィリアム・M・ボーム[ウィリアム エム ボーム]
【ウィリアム・M・ボーム】
1961 年ハーバード大学で心理学の学士号を受ける。もともと生物学を専攻していたが、大学1、2年時にB. F. スキナーと R. J. ハーンスタインの講習を受け、後に心理学科に移籍。1962 年ハーバード大学大学院に進み、ハーンスタインに師事。1966 年博士号(Ph.D.)取得。1965 年から1966 年にかけてケンブリッジ大学の動物行動学支学科で行動生物学を研究。1966 年から1975 年にかけて、ハーバード大学で、ポスドク研究員、研究助手、助教として勤務。脳と進化と行動の、国立衛生実験研究所勤務を経て、1977 年ニューハンプシャー大学心理学科に招かれる。1999 年に退職し、現在は、カリフォルニア大学デービス校の準研究員。研究テーマは、選択、巨視的行動と環境との関係、採餌、行動主義。
森山哲美[モリヤマテツミ]
【森山哲美】
1952 年 東京生まれ
1982 年 慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻博士課程満期退学
1998 年 博士(心理学)(慶應義塾大学)
現 在 常磐大学教授、常磐大学大学院人間科学研究科長(併任)、常磐大学心理臨床センター長(併任)、日本行動分析学会監事
目次
第1部 行動主義とは何か(行動主義―定義と歴史;科学の哲学としての行動主義;公的事象・私的事象・自然事象・架空事象)
第2部 行動の科学的モデル(進化論と強化;目的と強化;刺激性制御と知識;言語行動と言葉;ルール支配行動と思考)
第3部 社会問題(自由;責任、信用、そして非難;関係と管理、そして統治;価値:宗教と科学;文化の進化;文化のデザイン:生存のための実験)
著者等紹介
ボーム,ウィリアム・M.[ボーム,ウィリアムM.] [Baum,William M.]
1961年にハーバード大学で心理学の学士号を受けた。もともと生物学を専攻していたが、大学1年生と2年生のときにB.F.スキナーとR.J.ハーンスタインの講習を受けた後、心理学科に移籍した。1962年にハーバード大学の大学院に進み研究を行った。そこでハーンスタインの指導を受け、1966年に博士号(Ph.D.)を取得した。1965年から66年にかけてケンブリッジ大学で過ごし、そこの動物行動学支学科で行動生物学を研究した。現在は、カリフォルニア大学デービス校で準研究員としての地位を得て、サンフランシスコに居住している
森山哲美[モリヤマテツミ]
1952年東京生まれ。1982年慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻博士課程満期退学。1998年博士(心理学)(慶應義塾大学)。現在、常磐大学教授、常磐大学大学院人間科学研究科長(併任)、常磐大学心理臨床センター長(併任)、日本行動分析学会監事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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